【2022年4月版】動画編集&作成ならこのパソコンがおすすめ!
更新日:2022年4月15日
こちらのページでは、動画作成やビデオ編集に使うパソコンの選び方や、今現在で、動画作成・ビデオ編集におすすめのパソコンをご紹介します。
パソコンは安くない買い物ですので、ぜひあなたに最適なパソコンを買っていただきたいと思います。
動画作成やビデオ編集に使うパソコンを選ぶとき、チェックしていただきたいポイントは、ズバリ次のことです。
動画作成・ビデオ編集用のパソコンを買うときは、これらのポイントをおさえていただければ、十分な性能のパソコンを購入できますよ。
■くわしい解説へのリンク
選び方のポイントその1:専用グラフィックスボード(グラボ)を積んでいる(NVIDIA GeForceなど)
選び方のポイントその2:SSDを搭載している
選び方のポイントその3:メモリが多い(16GB以上を推奨)
選び方のポイントその4:CPUはインテル Core i7以上
以下、これらをふまえておすすめのパソコンをご紹介します。
動画作成・ビデオ編集におすすめのモデル
ノートパソコンのおすすめモデル
■mouse K5 のスペック
OS |
Windows 11 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ |
15.6インチ、フルHD、非光沢 |
CPU |
インテル Core i7-10750H |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
SSD 512GB (NVMe) |
グラフィックス |
NVIDIA GeForce MX350 (2GB) |
価格 |
119,900円(税込)(2022年4月15日の時点) |
このノートパソコンは、CPUにパワー重視のHシリーズのCore i7を搭載していますし、動画作成・ビデオ編集に使うパソコンとして上で挙げたポイントはおさえています。
メインストレージは512GBの高速SSDで、カスタマイズ注文でHDDを追加搭載させてデュアルストレージにすることもできます。
このスペックでこの価格は、かなり安いです。
安くてもマウスコンピューターは一部モデルを除いて、国内生産です。わたしもマウスコンピューターのパソコンを3台持っています。
■他のメーカーだと、どれくらいの価格になってしまう?
例えばですけど、某国内有名メーカーで、カスタマイズ注文できるモデルで似たようなスペックにしてみたところ、
- CUP Core i7
- メモリ 16GB
- SSD 256GB
にしてカスタマイズ注文しようとすると、236,800円+税という価格になってしまいました。なかなか高いですね(笑)
有名メーカーのブランド価格ということもあるんでしょうけど、にしてもちょっと高いな〜。
しかも、デュアルストレージでもなく、グラフィックスボードもそんなにいいものが付いているわけじゃないのに、これくらいの価格になってしまうわけです。
コスト面を考えると、BTOパソコンであるマウスコンピューターのパソコンのコストパフォーマンスの高さがわかると思います。
というわけでやはり、動画作成・ビデオ編集に使うノートパソコンとしては、コスパの高さならマウスコンピューター「mouse K5」がおすすめです。
■Lenovo Legion 560i:Core i7-11800H、RTX 3060搭載モデルのスペック
OS |
Windows 11 Home |
---|---|
ディスプレイ |
15.6インチ、フルHD、非光沢、165Hz、IPS |
CPU |
インテル Core i7-11800H |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
1TB SSD (NVMe) |
グラフィックス |
NVIDIA GeForce RTX 3060 (6GB) |
価格 |
168,551円(税込)(2022年4月15日現在で、Eクーポン適用後の価格) |
レノボの「レギオン」シリーズは、ゲーミング向けのノートPCです。
「Core i7-11800H、RTX 3060」を搭載したモデルなら、グラフィックボードにGeForce RTX 3060(6GB)GDDR6を搭載しています。
より快適に動画編集したい方におすすめです。
ストレージは1TB SSDなので、たっぷりデータを保存できるのも嬉しい点ところでしょう。
レノボ「Legion(レギオン)560i:Core i7-11800H、RTX 3060搭載モデル」
※リンク先にはCore i7-11800H、RTX 3060搭載以外のモデルもラインナップされているますのでご注意ください。
■デル ALIENWARE M15 R6 プラチナ(RTX3070搭載)のスペック
OS |
Windows 10 Pro、Windows 11 Home / Pro |
---|---|
ディスプレイ |
15.6インチ、フルHD、非光沢、165Hz、100%(sRGB色域) |
CPU |
インテル Core i7-11800H |
メモリ |
16GB |
ストレージ |
SSD 1TB (NVMe) |
グラフィックス |
NVIDIA GeForce RTX 3070 (8GB) |
価格 |
225,706円(税込)〜(2022年4月15日現在で、クーポン適用後の価格) |
グラフィックボードにGeForce RTX 3070 (8GB) GDDR6を搭載し、ノートパソコンとしてはかなり高めのグラフィックス処理性能を持ちます。
より快適に動画編集したい方におすすめです。
CHERRYとの共同開発のメカニカルキーボードも搭載。ノートパソコンとしてはしっかりとした打鍵感の「キーストローク1.8mm」のキーボードです。
※キーボードは英語キーボードなので、好みが分かれます。
デル「Alienware m15 R6 プラチナ(RTX3070搭載)」の公式情報はコチラ
デスクトップパソコンのおすすめモデル
デスクトップパソコンならマウスコンピューター「DAIVシリーズ」がおすすめです。
DAIVの読み方は、ダイブと読みます。(最後がVだから「ダイヴ」かなと思いましたが、メーカーの方に確認したところ、カナとしては「ダイブ」だそうです。)
※液晶モニターは別売りです。
■mouse DAIV Z9-6700XTのスペック
OS |
Windows 10 Pro、 Windows 11 Home / Pro |
---|---|
CPU | インテル Core i7-11700F |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 512GB (NVMe) + HDD 2TB |
光学ドライブ |
非搭載(カスタマイズで付けることも可能) |
グラフィックス | AMD Radeon RX 6700 XT (12GB) |
その他 | Thunderbolt 4 拡張カード搭載 |
価格 |
229,900円(税込)〜(2022年4月15日の時点)
※アウトレット価格 |
ストレージ容量も多くビデオメモリが12GBの「Radeon RX 6700 XT GDDR6」を搭載しているので、4K動画の編集やレンダリングの高速化をしたい方にもおすすめです。
CPU、CPUクーラー、CPUグリス、メモリ、ストレージ、光学ドライブなど幅広いカスタマイズも可能です。
デザインも存在感がありカッコイイですよ。
マウスコンピューター「DAIV Z9-6700XT」の公式情報はコチラ
■Alienware Aurora Ryzen Edition R10のスペック
OS |
Windows 10 Pro、Windows 11 Home / Pro |
---|---|
CPU |
AMD Ryzen 5 5600X / Ryzen 7 5800 / Ryzen 7 5800X / Ryzen 9 5900 / Ryzen 9 5900X / Ryzen 9 5950X |
メモリ |
16GB〜128GB |
ストレージ |
「512GB SSD」〜「2TB (NVMe) +2TB HDD」 |
光学ドライブ |
非搭載 |
グラフィックス |
NVIDIA GeForce RTX 3060 / 3060 Ti / 3070 / 3080Ti |
価格 |
186,185円(税込)〜(2022年4月15日の時点) |
一番低いスペックでもNVIDIA GeForce RTX 3060を搭載し、カスタマイズも可能なハイスペックなデスクトップPCです。
RyzenシリーズのCPUを搭載し、価格に対するパフォーマンスも高いです。
カスタマイズで、デュアルストレージ仕様にもできます。
ALIENWARE(エイリアンウェア)ならではの、独特のクールなルックスも魅力的。
デル「Alienware Aurora Ryzen Edition R10」の公式情報はコチラ
■パソコン工房 SENSE-F069-LC129K-XAXのスペック
CPU |
インテル Core i9-12900K |
---|---|
メモリ |
32GB |
ストレージ |
SSD 1TB (NVMe) |
光学ドライブ |
光学ドライブ非搭載 |
グラフィックス |
NVIDIA GeForce RTX 3090 (24GB) |
価格 |
506,980円(税込)〜(2022年4月15日現在) |
CPUにCore i9-12900K、メモリ32GBを搭載した、最強クラスのクリエイター向けパソコンです。
グラフィックスには、NVIDIA GeForce RTX 3090(24GB)GDDR6Xを搭載していますので、4Kの動画編集をバリバリこなすのに十分な性能を持っています。
カスタマイズで、4台までストレージも増設可能です。
ただ、価格はかなり高めですので、予算に余裕があって、本格的に動画編集したい方におすすめします。
パソコン工房「SENSE-F069-LC129K-XAX」の公式情報はコチラ<
選び方のポイントその1:専用グラフィックスボード(グラボ)を積んでいる(NVIDIA GeForceなど)
動画作成やビデオ編集に使うパソコンには、GPUを搭載したグラフィックスボードを積んでいるものがオススメです。
GPUとは「グラフィックス プロセッシング ユニット」の略です。
GPUとは何なのか?
簡単に言ってしまうと、動画や画像の処理を専門的に処理する装置のことです。
パソコンの脳といえば「CPU」ですが、GPU搭載のグラフィックボードを搭載していれば、GPUが動画の処理をしてくれている間に、CPUは別の処理をできるのです。
そのため、GPUがあると、動画作成やビデオ編集を、非常に高速に処理できるようになります。
CPUは、脳のコアにあたる部分が4つ、8つなどの数ですが、GPUはコアの数が非常にたくさんあります。
その細かい数多くのコアで分担して、動画を高速に処理してくれるのがGPUをです。
GPUは、グラフィックボードというものに搭載されています。
正確には、CPUがGPUの役割も担当していることもありますが、「作業分担して、処理スピードをアップさせる」という意味では、GPUを搭載したグラフィックボードがあった方が有利です。
GPUを搭載したグラフィックボードで有名なのは、NVIDIA(エヌビディア)社のGeForceや、AMD社のRadeonというグラフィクボードです。
GPUは、CPUの代わりに動画や画像の処理をおこなってくれる
ディスプレイに表示されている画像の情報は、解像度が大きくなるほど多量のデータをパソコンは処理することになります。
このデータが大きくなるほどCPUへの負担が増えることになりますが、GPUはそのデータ処理をCPUの代わりに処理します。
GPUが画像のデータ処理をおこなうことで、CPUはその間に別のデータを処理することができるので、パソコンの全体的な性能向上につながります。
3D動画技術を利用したゲームで遊ぶ場合などは、パソコンに高速な画像処理能力を求めることが多く、GPU搭載のパソコンの使用を推奨されます。
使用するGPUが高性能であるほど、より鮮明で緻密な臨場感のある表示を体感することが可能になります。
たとえ最新のCPUが組み込まれたパソコンでも、動画の処理に最適な仕組みを持ったGPUがなければ、快適な動画編集の環境をゲットすることは不可能です。
GPUが動画処理を高速化させる理由
パソコンの脳であるCPUは、全体的な処理を行っているため、大きなサイズの動画作成やビデオ編集の際には、どうしても処理が間に合わない状況が発生してしまうことがあります。
GPUは、それをサポートする形で、動画や3Dの映像処理を行います。
なのでGPUがない場合は、CPUが1人で処理を行う所を、GPUがある場合は分担で処理することができ、処理が高速になります。
なぜこう言う物があるかというと、近年、鮮明な画像の動画が増加してきているため、これらの処理がCPUに大きな負担をかけるわけです。
GPUなしでは、DVDやBD(ブルーレイディスク)等の再生で遅れが出たり、止まったりする事が起きてしまうことが多くなりました。
そういったことが起きない様に、GPUにそういった処理を行ってもらい、負担を少なくするようにしたわけです。
選び方のポイントその2:SSDを搭載している
今からパソコンを買うなら、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)搭載のパソコンがおすすめです。
SSDは従来から使われているHDD(ハード・ディスク・ドライブ)よりもデータの読み書きが非常に高速です。
SSDやHDDなどの記憶装置には、様々な理由で、常にデータの読み書きが行われています。
非常に大きなデータを取り扱うときには、メモリの代わりとして使われることもあります。
また、使用するアプリケーションによっては、記憶装置に記憶しているデータを直接処理するものもあります。
従来のHDDでは、パソコンがこのような動作をする場面で時間がかかっていましたが、SSDを利用することで大幅な時間の短縮が期待できます。
その速度の違いは、体感できるほどの差で、例えばパソコンを起動してWindowsなどのOSが使用可能になるまでの時間でも、明らかな差があります。
また、電力の消費がHDDに比べて小さく、ノート型パソコンのバッテリーへの負担軽減にも繋がります。
HDDよりも記憶容量が少ないわりに値段が高くなってしまうというデメリットはあります。
しかし、それに見合うだけの動作の快適さが必ずあるでしょう。
選び方のポイントその3:メモリが多い(できれば16GB以上)
動画作成やビデオ編集をするなら、メモリは多い方が絶対にいいです。
8ギガは最低ラインですね。
できれば、メモリは16ギガ欲しいところです。
注意点!:メモリ容量が増えるほど、SSDの残り容量は少なくなる
注意点としては、パソコンが積んでいるメモリが多いほど、SSDの残り容量が減ってしまうということです。
例えば、120GBのSSDで、メモリが16GBだと、Windowsをインストールしただけの素の状態でも、SSDの残り容量が半分くらいになっちゃいます。
これが、256GBのSSDなら、メモリ16GB搭載させても、SSDの残りは180GBくらい残ります。これくらいあれば、極端に少ないということはないです。
というわけで、メインSSDの容量は、最低でも256GB〜512GB以上のものを選ぶのがいいですよ。
選び方のポイントその4:CPUはインテル Core i7以上
パソコンの頭脳にあたるCPUは、Core i7かCore i9を積んだものを選びましょう。
Core i9は、価格がかなり高いです。性能もかなり高いので、よほど使いこなさないとオーバースペックかもしれません。
Core i5でも動画編集自体ができないわけではないですが、そんなに極端に値段が変わるわけではないので、Core i7搭載のパソコンを選ぶのが無難です。
値段の安いCeleronやATOMなどのCPUのパソコンは、もっての他です(笑)
CPUは、インテル Core i7を積んでいるものを選びましょう。
動画作成・ビデオ編集用のパソコンの選び方:まとめ
まとめると、以下のようになります。
となります。
補足:グラフィックスボードの種類について
GPUが搭載されているグラフィックスボードは、複数のメーカーで開発がされていますが、現在では、NVIDIA(エヌビディア)社とAMD社の2社のほぼ独壇場となっています。
NVIDIAが出しているビデオカードの種類の解説
NVIDIA社から出されているグラフィックスボード(ビデオカード)には、GeForce、Quadro、Teslaといった種類があります。
そのうち、GeForceがゲームや動画編集向きのグラフィックスボードです。
ちなみにQuadroは、3D CADQなど向けで、Teslaは、計算やファイナンス向けとなっています。
動画編集をメインの用途に使うのであれば、GeForceを搭載したパソコを買えば大丈夫です。
AMDが出しているビデオカードの種類の解説
AMD社が出しているグラフィックスボードの種類には、Radeon、FirePro、FireStreamがあります。
このうち、動画編集やゲーミングに向いているのがRadeon(ラデオン、レイディオン)です。
RadeonはAMD社が開発するGPUを搭載したビデオカードのブランドのひとつで、現在多数のビデオカードが発売されていて、それらは製品名から性能をある程度把握することができます。
例えばRadeonHD8990とあれば、「HD」は性能クラスを表し、Rの次に高い性能であることを表しています。
また「8990」は世代を表し、4ケタ数字の千の位は第8世代を表し、残り3ケタは数が多ければ多いほど高性能であることを表しています。
ただし、HDより高性能クラスであるRシリーズの場合は数字が3ケタで、世代は3ケタ数字の百の位で表しています。
また数字直後にアルファベットが付くことがあり、何もない場合に比べて高性能であることを表しています。
無料のビデオ・動画編集ソフト
無料の動画作成・ビデオ編集ソフト AviUtl
無料のビデオ・動画編集ソフトの定番として、長年にわたって利用されているのがAviUtlです。
拡張性が高く多くのプラグインが存在するため、カットや連結、リサイズといった基本的な編集はもちろん、様々なフィルタ処理などを行うことができます。
インターフェースはややとっつきづらい点もありますが、こだわりの動画編集が行えます。
無料ムービー編集ソフト Windows Live ムービーメーカー
より簡単に使える無料ムービー編集ソフトとして、MicrosoftによるWindows Live ムービーメーカーもあります。
こちらは分かりやすいインターフェースでドラッグ&ドロップによる編集が可能で、視覚効果やアニメーションによる演出などが簡単に行えます。
写真に音楽を付けてスライドショーにしたりといったことも手軽にできますし、作成した動画をDVDにしたり、YouTubeにアップロードしたりすることもできます。